いきなり都市伝説

2005年11月11日
お仕事でですね、今月契約したばかりのお客さんが、越して一日二日程度だというのにもう解約するという話が出たんですよ。なんぞトラブルでもあったかと思っていたら、どうやら物件に「出た」(頭文字Gじゃない方の夏の風物詩で宜しく)からだという話で。 ……うっわあ申し訳ないんだけど面白ぇーとか他人事に思っていたのです、その時は。

その夜深夜一時より少し前。布団の中でうとうとしていたら、突然猫どもがざわめき出しまして。更に部屋の引き戸がガタガタ鳴ってんですよ。最初は風かと思ったんですが、猫用にいつも少し開けている窓を今日に限って閉めていたことにすぐ思い当たり、半分眠った頭の隅で、眠くて動きたくない、ああでも何だかすんごい嫌な感じがするんですけどとか思っていたら……

突然部屋のチャイムが鳴りまして。

流石に一瞬固まり、瞬間、脳裏に否応なしに昼間の出来事(笑)が過ぎったんですが、いやちょっと待て普通に考えて夏の風物詩よりもどっちかって言うと不審者さんの可能性の方が(まだ)高いんでないんかいと寝ぼけた頭でどの辺が冷静なんだという判断を下し、流石に怯える猫をなだめつつ結局そのまま布団から出ずに息を殺して様子を窺っていたんですが、それ以上にチャイムが繰り返されることは無く、ドアの震えもおさまりまして。で、暫くしたら私の居室の真上の部屋が俄に雑然とし始めたのですよ。話し声等人の気配で。つーことは。

……この夜中に部屋違いか……!!(怒髪)
いや多分ですけど。察するに戸が震えたのは鍵の掛かった玄関のノブを回そうとしていたからではないかと思われるのですけど。これでもし犯人が上の階で彼氏彼女に会いに来たカポーの片割れとかだったら光速のピンポンダッシュで報復を試みる気満々でしたが眠かったのでやめました(根性無し)。
いやまあドアの外に包丁持った不審者さんとかでなくて良かったですが。そこまで発想が飛躍するのもアレですが。つーかこれが試験中や修羅場中の出来事だったりしたら、たとい変質者さんでも殺る気満々の満面の笑顔で迎え撃った自信があります。大概すさんでいる。

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